中環(セントラル)のフェリー乗り場から南Y島行きのフェリーに乗ります。 約30分ほどの船旅で島の北にある榕樹湾(Yung Shue Wan)に到着します。 船着き場には自転車がたくさん置いてあります。 島の主な交通手段は自転車です。 荷台にエンジンをつけたような小さなトラックも走っていますが、これは荷物運搬用です。 小さなシーフードレストランや雑貨店があるメインストリートを抜け、島の奥へ向かいます。 | |
途中、豆腐花屋さんを見つけました。 暑かったので、冷たい豆腐花を頼みました。 これは、日本の豆腐に甘い蜜や砂糖をかけて食べるものです。デザートです。 これがなかなかおいしい。香港の人に聞くと滑らかな舌触りのものがいいそうですが木綿豆腐好きの私にとっては、ここのお店のような少しざらついたものもなかなかおいしいです。 | |
荷物運搬用に改造された三輪車。 ここまで来るのに坂を越えなければならないので、この自転車でここまで荷物を運ぶのは少し大変でしょう。 | |
洪聖爺湾(Hung Shing Ye Wan)の海岸に到着。シャワー施設などもあり、家族連れで賑わっています。 皆気持ち良さそうに泳いでいました。 欧米(オーストラリアかも)系が多いのは、香港で働く西洋人は南Y島に住んでいる人が多いからではないでしょうか。 | |
洪聖爺湾にある発電所。かなり大きな発電所です。 | |
最高地点を目指して歩いて行きます。道はこのように舗装されていて歩きやすいです。 ただし、日陰が全くないので暑さは相当なものです。 | |
その時、MTBが駆けおりて来ました。 ウェアを来ていないところをみると、地元民なのでしょう。 | |
さらに歩いて行くと前方に山が見えて来ました。 山地塘(Shan Tei Tong)という山で、標高は353mです。 ハイキング道はそこまでは登りません。 | |
尾根道を進むと、目の前に湾と民家が見えてきました。 この湾は、索罟湾(Sok Kwu Wan)といいます。民家が見えるところが今日のゴール。 フェリーターミナルがあります。 湾の中には数多くのいけすがありました。 | |
湾を大きく回り込んで行きます。 途中、場所に似つかわしくないレゲー系の音楽をガンガン鳴らしている店や、神風洞遺跡を横目に見ながら歩いて行くと、お寺が見えます。 ゴールはこの先です。 何軒か並ぶシーフードレストランの中で帰りのフェリー代がただになる店で食事をしました。日本人用のメニューがあったのですが、高い食材ばかりの料理で辟易しました。 食事をしていると大雨になり、二人で顔を見会わせました。 濡れずにすんで良かった。大久保さん曰く、「おれは晴れ男だから」。感謝! 雨はその後もふりつづきました。 |