白銀林道ラン '02/02/10



雪の白銀林道
雪の白銀林道



会社の仕事仲間に森さんという方がいらっしゃいます。
おととしあたりに、森さんがKCTC出身で昔からサイクリングをされていたということをきき、昨年の春、一緒に鶴見界隈をポタリングしましたが、それ以来行きちがいでなかなかサイクリングをする機会がありませんでした。
今回、ひょんなことから、一緒に走ることとなり、2/10白銀林道へ行くことにしました。
真鶴駅を降りると薄曇りでしたが、昨日の天気予報では、午後から晴れとのことで、晴天を期待しながら自転車を組み立てました。
その後、森さんのご要望により、駅の近くの行きつけの魚屋さんへ行き少し買い物をしてから、白銀林道へと向かいます。

国道を北上し、岩のあたりで、白銀林道に直登する横道にそれました。
ここで、車が減りホッとする瞬間です。しかし、それもつかの間。行く手に立ちはだかり坂を見ると、思わず引き返したくなりました。

それを我慢して自転車を押して登ります。
実は、今日のメンバーは当初3人だったのですが、宮本さんは、花粉症がひどく朝になってリタイアの表明を貰いました。この坂なら、来ない方が正解だったかなと思う一瞬です。
しかし、左右に咲く梅や水仙の花に元気づけられてがんばることにしました。

途中、写真のような砕石所があちらこちらにあり、「岩」という名前が伊達に付けられたものではないことにすぐに気付く事が出来ます。
山はもちろんのこと、垂直方向へもかなり掘り下げられており、その光景には目を見張るものがありました。

美化センター(ゴミ焼却所)まで来ると、ようやく白銀林道にたどりついたことになります。
白銀林道は、湯河原から小田原まで続いています。森さんが湯河原−真鶴間は数年前に走ったとのことで、その後半を今回は走ることにしたために、真鶴からになりました。
私はというと、1981年のニューサイクリングの記事を読んで、弟と来たとき以来ですからちょうど20年前に来ていることになります。

美化センターの上にさつき公園という造成中の公園があり、見晴らしの良いところに陣取り昼食にすることにしました。
目の前の美化センターの煙突が目ざわりでしたが、景色は非常によく、あとは、日がさしてくれることを待つのみです。

今日のメニューです。 最初におでんを食べたのですが、汁が残ってもったいないという話をしていて、ふたりがひらめいたのは、森さんが持ってきていたカップヌードルを入れてしまえと言うことでした。さらに、私のパックライスも加え、"「そばめし」の完成てっす!
ちょっと気持ち悪そうでしたが、恐る恐る食べてみると意外や意外、いい味していました。 海老も卵もいろいろ入っており、具だくさんの雑炊風そば飯でした。

遠方の山では野焼きをしているのが見えます。先程から気になっている目の前をちらちらする白い物はその灰なのでしょうか。

正解は、雪でした・・・

最初はちらついていただけの雪でしたが、本降りになり、気がつくと上質の粉雪として舞いだしました。
雨よりはまし、と話ながら、走り出しました。

林道は、ほぼ舗装でしたが、一部はダートが残り、700Cのタイヤでは少し辛いものがありました。

森さんは、オーバーサイズのタイヤでしたので、楽しそうに走っています。

やっとのことで、ターンパイクまで来ました。
この天気なのに、やはり3連休のなせる業でしょうが、思ったより多くの車が走っていました。

やっとの思いで、湯元に付き、比較的新しい日帰り温泉に飛び込みました。
そこは、箱根の湯と言うところで、2000年11月からの営業とのことで比較的新しい所です。外からみると、なんだかプレハブのアパートでしたが、お風呂は露天風呂がいくつかあり、比較的気持ちよかったです。雪の舞うお風呂も乙なもの。
ただし、休憩室も狭いなど、今ひとつというところでしょうか。

その後、風祭の地ビールを飲みに行ったのですが、満員で、とにかく小田原まで走っていきました。自転車をばらして、駅前の飲み屋で、地魚の刺身もりに舌鼓を打つ頃にはとてもいい気分になってきました。
生憎の雪でしたが、印象的な楽しいサイクリングになりました。

森さん、また、走りに行きましょう。今回来れなかった、宮本さんも花粉がなくなったら一緒に如何?


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Update:2002.02.16.