長男は、ピンクだったので非常に抵抗があったようですが、他の友達の自転車より軽く、かつ走りやすいので、それなりに我慢して乗っていたようです。
しかし、あるとき、友達の家の前において盗まれてしまいました。「目の前で盗られて、追いかけたけど追い付けなかった」とは、息子の弁。その後、親は必死に探しました。これだけ特徴のある自転車ですから、すぐに、見つかると思いました。数日後、母親が駅の駐輪場に置いてあるこの自転車を見つけて回収してきました。
娘に引き継ぐ際に、オーバーホールをし、タイヤ、マッドガード、ハンドル周りを新品にしたら、近所の娘の友達に「新しい自転車を買ってもらったの?」と言われて、嬉しそうにしていました。
この自転車の特徴は、写真に有るように、リアのブレーキ(マファック・レーサー)を下から引くために、アーチワイヤーを使用しないような工夫をしています。
つまり、右の絵に示すように、下から入ったブレーキワイヤーは、シートピンに付けられた特製の滑車を介して反対側で固定されています。このため、多少引きが重いようですが、子供の力でも十分ブレーキがかけられるようです。