BD-1

台湾製のBD−1

 ドイツのライズ氏とミューラー氏が開発した、フォールディングバイクがBirdy。日本では商標の関係上BD−1という名前になっているようです。前後サスペンションのスポーツ志向の折り畳み自転車です。生産は台湾で、日本に入って来ているものは、台湾製のパーツがたくさん付いています。輸入元のミズタニ自転車のカタログによると、重量は10.5kg。これが、XTR等の軽量パーツに取り替えることで、8.7kgまで出来るとのことです。ただ、独特の形状から、ライディングポジションの調整がきかない、前の変速機を付けられないなど、欠点もあります。また、私の買った頃は、\85,000でしたが、最近の円安のおかげで、その後2回ほど値上げされ、今は+2万円となっているとのことです。
折り畳んだところ  左の写真は、折り畳んだ状態です。ブロンプトンに比べると、折り畳んだあとの収まりなど見劣りがしますが、一種異様な形状など、最近、人気があるようで、良く見掛けるようになりました。

 我が家では、嫁さんの愛車になっていますが、私もちょくちょく借りて乗せてもらっています。


[1997.10.25 追加]
 最近、BD−1がリニューアルされ、ブレーキがカンティーになったようです。また、BD−2,BD−3も販売されました。
BD−2
ベルトドライブ。踏み出すときにチェーンホイールの直径が変化し、軽く踏み出せるとか。なお、私は乗ったことがないので効果の程は不明。
BD−3
内装3段、外装7段の21段変速でよりスポーティーに。ブレーキもカンティーブレーキになりました。


近所の自転車屋さんで見掛けた、BD−1です。キャリアを付けたり、ハンドル周り、チェーンホイールなどオリジナルから随分と変えています。
多少折り畳み性能を犠牲にしているとは、持ち主の弁ですが、次は、泥よけにチャレンジするそうです。こうした、改造は自転車の楽しみかたの一つです。

近所で見掛けたBD−1 近所で見掛けたBD−1


Update: 1997.10.25